証券コード:8985
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マテリアリティ

本投資法人のマテリアリティ

本投資法人は、社会や環境との共生・共存を可能にする健全な経営が中長期的な投資主価値の向上に資すると考え、環境・社会・ガバナンス(ESG)への配慮を通じたサステナビリティの向上に取り組んでいます。
本投資法人では、ステークホルダーが求める期待と本投資法人の事業へのインパクトの二つの観点から、本投資法人にとってのESGに関わるマテリアリティ(重要課題)を以下のとおり特定しました。
また、時代の変化に伴う社会の課題やニーズの変化を踏まえ、マテリアリティは必要に応じて見直します。

マテリアリティ 概要・目標 関連するSDGs(注)
環境 気候変動への対応
  • エネルギー消費量等の環境パフォーマンスの把握
  • 環境パフォーマンスの継続的な改善
  • エネルギー由来CO2排出量原単位について、5年間で年平均1%相当以上低減(第1回計画期間:2018年4月~2023年3月)
  • 第三者機関による評価(グリーンビル認証等)の取得の推進
水資源・廃棄物の削減
  • 井水の利用や雑排水を中水として再利用し、上水の使用量を削減
  • 廃棄物の削減やリサイクルを推進
社会 地域コミュニティ等のステークホルダーとのコミュニケーション
  • 投資主、ホテル利用者(ゲスト)、ホテル賃借人・ホテル運営者・PM会社等の取引先、地域コミュニティ、資産運用会社役職員等のステークホルダーの皆様と良好な関係を構築
  • 継続的なテナント満足度調査の実施
ホテルの安心・安全の確保と快適性の推進
  • ホテルの安全衛生、快適性やバリアフリー等への配慮
  • 自然災害等に対するレジリエンスを高める取組みの推進
  • 投資判断、運用モニタリングにおいて投資先ホテルの安全衛生や健康・快適性・福祉の観点の考慮
働きやすい職場づくり
  • ワークライフバランスを考慮した多様な働き方が可能な職場環境の構築
  • 能力・スキルの向上やサステナビリティに関わる啓発を図るため、専門的な教育・研修機会の継続的な提供
ガバナンス コーポレートガバナンスの徹底
  • 法令・諸規則にとどまらず広く社会規範を遵守
  • 倫理的で誠実な事業活動の推進
  • コンプライアンス体制の整備によるガバナンスリスクの低減
積極的な情報開示と対話
  • 財務情報にとどまらずESGに関する情報についての適時・適切な開示
  • ステークホルダーからの声・意見を各種取組みの改善に生かすための双方向のコミュニケーション
(注) SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際的な目標です。17の目標と169のターゲットで構成されています。

マテリアリティ特定プロセス

Step 1:社会的課題の抽出

グローバルなESG評価やフレームワーク(SASBスタンダード、GRIスタンダード、SDGs等)及び他のJ-REITにおける取組み状況等を参考に、ステークホルダーから期待されている社会的課題を広範囲に抽出

Step 2:社会的課題の評価・優先順位付け(マトリックスの作成)

抽出した社会的課題について、ステークホルダーにとっての重要度と本投資法人にとっての重要度の観点から評価・分析し、優先順位付けを実施

Step 3:経営レベルでの議論・妥当性の確認・マテリアリティの特定

優先順位付けされた社会的議題について、本資産運用会社の「ESG推進会議」で妥当性の確認を行い、マテリアリティを決定。本投資法人の役員会へ報告

本投資法人のマテリアリティ・マトリックス

本投資法人のマテリアリティ・マトリックス